前の記事で、JR仙台駅について書かせていただきました。
先日、JR仙台駅からバスを利用して「蔵王のお釜」というところへ行ってみました。
今回は、JR仙台駅から蔵王のお釜へのバスでの行き方と、蔵王のお釜ってどんなスポットかをレポートします!
県境にある観光スポット「蔵王のお釜」
蔵王のお釜は、宮城県と山形県の県境に位置する標高1,670mにある観光スポット。
噴火でできたくぼみに湧水や雨水などが溜まった火口湖です。
すごいところは、火口湖に溜まった水が天候や時間などによって、微妙に変化する色を見せるんです!
岩肌のゴツゴツした中に、エメラルドグリーン色の火山湖が見せる景色は不思議で、まさに、「神秘」「風光明媚」という言葉がぴったり。
蔵王のお釜へ訪問時期に注意
蔵王のお釜へは、車やバスでアクセスできます。
しかし、例年11月上旬〜4月下旬は蔵王のお釜への道路が冬季通行止めになります。
つまり、蔵王のお釜は、通年行けるというわけではなく、1年の中の決まった時期にしか行けないスポットなんです。
JR仙台駅から蔵王のお釜【バス】
先日、バスで蔵王のお釜を訪れてみましたので、バスでの行き方をご紹介します。
JR仙台駅からは、バス会社さん宮城交通バスの2つのバスを乗り継ぎます。
■仙台駅前〜アクティブリゾーツ宮城蔵王 ■アクティブリゾーツ宮城蔵王〜蔵王刈田山頂
ここで重要点。
アクティブリゾート宮城蔵王〜蔵王刈田山頂は、例年4月下旬〜11月上旬期間の土日祝日に1日1本の便です!
そのため、乗るべき便は決まっていて、乗り損ねると大変なことに。
下記に、バスで、JR仙台駅から蔵王のお釜へ行く場合のルートをご紹介します(2023年5月現在の時刻表・ルートのため、変更になる場合があります)。
<行き> 蔵王刈田山頂(蔵王のお釜)へ
■仙台駅前〜アクティブリゾーツ宮城蔵王
8:58発「宮城交通バス 村田町・蔵王町・遠刈田行き」
バス乗り場は、青葉通にある「仙台駅前(さくら野前バス停33)」(EDENと旧さくら野ビルの間にあります)。
すべてのバスにあるのかはわかりませんが、乗ったバスの車内には、膝下ぐらいの高さに携帯電話専用の電源プラグがありました(1番前の座席は目先の壁にありました)。
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「アクティブリゾーツ宮城蔵王」バス停で下車(10:02着)
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■アクティブリゾーツ宮城蔵王〜蔵王刈田山頂
10:35発「宮城交通・蔵王エコーライン線 蔵王刈田山頂行き」
本格的に蔵王の山を登るルートで、カーブ、上り坂が続きます。
運賃支払いは現金のみでした。
「蔵王刈田山頂」下車(11:15着)
<帰り> 仙台駅前へ
■蔵王刈田山頂〜アクティブリゾーツ宮城蔵王
13:00発「宮城交通・蔵王エコーライン線 白石蔵王駅行き」
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「アクティブリゾーツ宮城蔵王」バス停で下車(13:47着)
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■アクティブリゾーツ宮城蔵王〜仙台駅前
15:00発「宮城交通バス 仙台行き」
「仙台駅前(さくら野前バス停33)」下車(16:09着)
神秘的で雄大な景色!蔵王のお釜
蔵王刈田山頂(蔵王のお釜)に到着すると、秘境にありそうな、神秘的で雄大な景色が広がっていて、ここまで道路が整備されていることが、逆にすごいことだと思いました。
遠くに見える山々とも相まって、自然の雄大さを、ひしひしと感じました。
また、蔵王のお釜には、蔵王山頂レストハウスがあります。
1階に軽食、お土産屋さん、飲み物の自動販売機、トイレ、2階にレストランがありますよ。
蔵王山頂レストハウスは、例年4月下旬から11月上旬を除く、9:00〜16:30に営業しているそうです。
車で来た方の駐車場も広めにあり、観光スポットとして整備されている印象でした。
しかし、連休などの混む時期は、駐車場も満車になるので注意が必要です。
「蔵王刈田山頂」バス停は、蔵王山頂レストハウスの入り口近くにあります。
「大黒天」バス停から徒歩は大変?!
ここからはエピソード。
実は、歩いて登った方が早いのでは?と、急きょ、「蔵王刈田山頂」バス停の2つ手前の「大黒天」バス停で下車しました。
訪問時は連休だったため、途中から道路が混んでいて進まなくなってしまったのです。
帰りのバスの時間が決まっているため、早く山頂に行かないと、蔵王のお釜を観光する時間がないどころか帰りのバスに間に合わない!
登っても登っても山頂が見えなくて、体力が(汗)
登り慣れていないことや日頃の運動不足が、そして、登る想定の服装をしていなかった(スニーカーは履いていたけど)
なによりも、頂上まであとどれくらいなのか見えなくて。
登山道としては、丸太で作られた階段があるなどかなり整備されていました。
ところどころ、人1人しか通れない場所があったりまだ雪が残っていたり、木の根っこがあったりする道ではあるので、登りやすい服装は必須です。
大黒天のバス停から、登ること1時間くらいかかったと思います。
そろそろ頂上の雰囲気。
小屋のような建物が見えてきて、少し歩くと蔵王のお釜の景色が広がっていました。
標高や場所にもよるのかもしれませんが、スマホの電波があまり良くないようでした。
神秘のスポット「蔵王のお釜」アクセスには注意!
今回は、蔵王のお釜について記事にさせていただきました。
急きょ、登山のエピソードがありましたが、途中途中の景色や蔵王のお釜の景色は、本当にきれい!
たくさん写真を撮りたかったけど、体力的にも時間的にもカメラを構える余裕がなく(泣)
また今回は、JR仙台駅からバスで行く場合を記載させていただきました。
- 車でもバスでも蔵王のお釜へ訪問できるのは、例年4月下旬から11月上旬の期間
- バスで訪問の場合は、本数、時間にご注意
- 大黒天バス停から登山することも可能。服装や帰りのバスの時間などにご注意を
また、車の場合も道路が急な坂道や曲がり道になっています。
周辺道路や駐車場が混む時期がありますので、ご注意ください。
記事に記載の商品などの金額、営業時間、メニューなどは、記事作成時の情報で、変更になる可能性があります。
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